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2011-10-10 (Mon)
銀座のギャラリー小柳「ビル・ヴィオラ;トランスフォーメーション」展を観てきました。

ビデオアートという、私にはなじみのない分野。
ある日テレビで「第23回高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門」をビル・ヴィオラさんが受賞したという
ニュースとともに流れていた映像がどうも引っかかっていた。
その人の個展が開かれているというニュースを、これまた偶然ネットで発見。
画廊の営業時間が限定されていて、行くチャンスをうかがっていたが、何とか実現。



作品は、今まで見たことのない種類のものでした。
とにかく、ものすごくスローな映像。
ひとつの作品が15分以上はあるような。

水のカーテンを境に、ゆっくり向かってくる男女、カーテンの向こう側はモノクロなのに、
水を被ってこちら側に来るとカラーに変わる。
ひとしきりこちらの私たちに何か表情で訴え・・・またカーテンの向こうに消える。
「彼岸」という作品。


1316518931_b.jpg
延々と映される水面は、しかし上下逆さま。
十数分経過して、突然の轟音とともに水に飛び込んできた・・・着衣の女性。
でも、上下逆さまだから沈んでいるのに浮かび上がるようで。
作品「イゾルデの昇天(死後の空間内における光の形状)」。



raft.jpg
人種も年齢も境遇も違う沢山の人々が、まるでバスでも待っているかのように集まっている。
人が増えたり、誰かと話したり、なんでもない群像に突然襲い掛かる大量の放水。
その勢いに耐えかねて倒れる人、意地で立っていようとする人、座り込む人・・・
やがて突然放水が止まり、呆然とした人々はやがて立ち上がり、助け起こそうとしたり・・・
「テンペスト」。


水が何かを象徴した、死の此方と彼方。
地震のオマージュかと思ったが、全部旧作とのこと。
旧作でこれなら、なおさら思うところは深くて。
観ていて勿論愉快ではないし、すぐに理解できるものでもないけれど、
心の奥に「ことり」と音を立てて何かが置かれたような気がする。
その何かは、今はまだよくわからないけど、
これから私の一部分になっていく「何か」のような気がしている。



あまり元気でないときに観ると、ちょっと落ちてしまいそうですが、
少し余裕があるならお勧めしたい。
10/20まで、銀座ギャラリー小柳にて。
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