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2009-09-29 (Tue)
今年は残暑も控え目で、なんだか駆け足で秋になってしまった気がするこの頃。
秋は食べ物もおいしいし、とても過ごしやすいけど、何となく物哀しくもなる季節。
思えば2年前の今頃から、私はボサノバを本格的に聴き始めたのでした。


当時、結構いろんなことに参っていて、転換期だったのを思い出す。
ひとつのピリオド、新しい場、煮え切らない想い、次の予感…
センシティブになっていた私の精神に、静かにボサノバが沁みた。

内省的な弾き語りのシンプルな音。
哲学的かつ静かに熱い詩的な歌詞。

一般的には夏のイメージが強いジャンルだと思うのだけど、この頃の私はナラ・レオンの「10年後」(日本版タイトルは「美しきボサノヴァのミューズ」)をよく聴いていた。

美しきボサノヴァのミューズ(紙ジャケット仕様)美しきボサノヴァのミューズ(紙ジャケット仕様)
(2009/06/17)
ナラ・レオン

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このアルバムはナラがブラジルの軍事政権から逃れてフランスに亡命中に録られたせいか、全編ボサノバスタンダードにもかかわらず夏=ブラジルの香りがしない。
どちらかといえば雨がそぼ降る秋の夜が似合うのは、ジャケット写真のナラが着込んだトレンチコートにぴったりで。

ひたすら内省的で、「ワンノートサンバ」や「イパネマの娘」のような明るい曲も、何となく翳りがあり。
悲しみを映す曲は夜中に嗚咽をこらえてるような画が浮かぶ。
このアルバムの「白と黒のポートレート」を聴いて、よく泣いた。

程なく私はボサノバを自分の歌として取組む道を選んだ。


秋風の肌寒さに、そんなことを思い出すのでした。


秋…私はこの季節に、大切な決断をすることが多いようです。
今年も、そうです。
この選択が、いい歌になって、みなさんに届くといいのですが。
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