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2013-02-19 (Tue)

押花を樹脂に閉じ込めたペンダント。
最近はこんなアクセサリーも作ってます。


As praias desertas「誰もいない海辺」
/Tom Jobim


誰もいない海辺が続いてる
波頭が砂を洗い、風は吹き抜ける
万物は語るーー偽ることなど出来ないと。
人は抗うことが出来ない、
僕が君に惹かれ、
君が僕に惹かれることも。

(山内の意訳です。かなり大まかな上に解釈入ってますので、訳を調べている方は参考にしないで下さいね)



ジョビンの初期の作曲であるこの曲。
以前から相方オオタマルがたいそうお気に入りでした。
あまりにも気に入っているようなので、取り組んでみることにしたのですが。


歌詞をザーっと訳してみて…

「…あ、甘い、甘すぎる」

と、しばし引く。
大業で古めかしい言い回しといい、「愛し合うのは運命だ」的な青臭い思い込みといい、いかにも若い頃作った曲だな~と思ったり

初収録が魔性の女・マイーザのアルバムだったようなので(ボサノヴァの歴史/ルイ・カストロ著より)思いっきり歌い上げる歌い方ならこの位の歌詞でもちょうどいい気もしますが。


でも、しばらく時間をおいて、実際歌ってみたりしたら、ちょっと解釈が変わってきました。



ジョビンという人の詞は、いつもどこか客観を含んでいるような気がします。
"Fotografia"なんかを歌っててよく思うのですが、「あなた」と「私」のことを歌っていたはずなのに、突然視点が「いつの時代も恋人達は…」というような語り部の目線になってしまうのです。
カメラアイとか鳥瞰、というヤツです。

そして、As praias desertasでも、すでにその気配があるような。
だって「万物は語る」なんて、口説き文句にしてはあまりにも話が大きすぎるし、女の子は喜ばなさそう。
つまり、半ば本気で、恋心さえも自然の営みの一部として捉えていたのでは…?
この辺がジョビンの普通ではないところです。
達観しすぎていて、ある意味かわいげがない気もしますが、それはあくまでも女性からの視点かもしれませんね。



何はともあれ、そう思うようになって、ようやく歌えるような気がしてきました。
これから歌うごとに、どんなカタチになっていくか…それもまた、自然に任せることにしましょうか。
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