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2013-07-22 (Mon)
    
Left: Photo by Jimmy Matsuda
Right: Photo by Tadao Fukishi thanks!


Hug a Tree@マデイラ、無事終了いたしました。
ご来場の皆様、ありがとうございました!

今回は新曲もあり、さらに初の試みで「プログラム」を作成いたしました。
楽曲紹介もつけて、全5ページ!
ちょっとしたレジメです、笑

でも、これを作りながら、曲のことを改めて調べなおしたり、歌詞の訳を見直したりすることで、とても歌いやすくなりました。
皆さんも、ライブ中見ながら聴いてくださっていた様子で、作ってよかったです。
ざっくばらんなライブも勿論良いのだけど、PAがしっかり有る環境での気合の入ったライブの時は、また作ろうと思います。

我ながら手間がかかったので(笑)、セットリストと一緒に転記しようと思います。



Set List
1st set
1 Meditacao
2 Insensatez
3 Lamento
4 Carolina
5 Cancao que morre no ar
6 A Ra
7 Falando de amor

2nd set
1 Coisa mais linda
2 Pra machucar meu coracao
3 Chora Coracao
4 Maria ninguem
5 Se e tarde me perdor
6 Sabia
7 Se todos fossem iguais a voce
8 Garota de Ipanema



楽曲紹介
Meditação
Antonio Carlos Jobim/ Vinicius de Moraes
「瞑想」というタイトルこそがこの曲最大の謎かけだと思うのですが。
愛と微笑みと花を信じたけど、裏切られて泣きました。なぜならそれは、移ろいや
すいものだから。
泣いて泣いて涙が乾く頃、もう一度愛と微笑みと花を信じたら、こんどは本当の愛
を見つけることが出来ました。
これも普通とは違う6/8拍子のオリジナルアレンジ。Hug a Treeらしいサウンドに
仕上がってると思うのです。



Insensatez

Antonio Carlos Jobim/ Vinicius de Moraes
なぜか「おばかさん」という邦題がついているこの曲は、そんなかわいい言い回し
よりも「無神経」とでも言った方がしっくりくるような。
軽率で無神経な言動のせいで、去ってしまった恋人。
そんな自分を激しく悔いるような歌です。
自分が気づかぬうちに、相手をひどく傷つけていたことに気づいた、愚かな男の物
語。



Lamento
Pixinguinha/Vinicius de Moraes
ブラジル音楽の中でも古い歴史を持つ音楽・ショーロ。
ヨーロッパ、アフリカ、土着の南米の音楽が混ざって出来たこのジャンルは、バ
ロック音楽のような器楽的なメロディーや対旋律のなかに独特のリズムや「泣き」
のフレーズが入り、不思議と郷愁を呼び起こします。
(ショーロとはchoro、ポルトガル語で「泣く」を意味します)
ショーロの代表的作曲家、ピシンギーニャのこれまた代表的な曲・Lamento。
君よ どうか憐れんでおくれ
どうか僕の哀しみに 耳を傾けて
君を忘れようとして
苦しくて涙した
こんなに悲しいことはない
このショーロは君のために作った



Carolina
Chico Buarque
「カロリーナ」は女性の名前。
当時、軍事政権下のブラジルを憂いて書いたと言われるが、そう取らなくてもやは
り当てはまる心情が多く、身につまされる歌詞のひとつ。
君が喜ぶならなんでもしたし
幾千の詩も詠んだ
これ以上何を言えばいいの?
外ではバラが枯れて
サンバも終わって
船も出て行った
過ぎて行く時間をちゃんと見せてあげたのに
カロリーナ、君だけは見てくれないね



Canção que morre no ar
Carlos Lyra/Ronald Boscoli
「空に消える歌」という邦題がついたこの曲。
サビから情景を表す単語の連なりが、まるでカメラで風景を切り取ったかのような
印象を受けます。
私たちに永遠の愛がおとづれる
花びらを滴り落ちる涙
天国 天使
幾千の優しい愛撫
穏やかなキス
光 平和




A Rã

João Donato/Caetano Veloso
「かえる」というタイトルだが、特にアマガエルを指す。
もともとは“O Sapo”(ヒキガエル)というタイトルで、歌詞もなく、「ゴロゴドン
ゲデゲデン・・・」
というカエルの声を模したスキャットのみだったが、後にカエターノ・ヴェローゾ
が歌詞をつけて“A Rã”に変わったとか。
歌詞も韻を踏む音遊びのような他愛のないものだが、なんとなくエコロジカルな雰
囲気。
色の合唱 
愛してる、愛してない
花占い
サンバの音
緑 鳥の羽
夜明け
芝生 泥
ヒキガエル アマガエル




Falando de amor

Antonio Carlos Jobim
タイトルは「愛の語らい」という訳が多いでしょうか。
ショーロ調のメロディー、歌詞の中にも「ショーロに秘めた愛」というようなフ
レーズが出てきます。
もしできることなら
この愛を、その喜びを
毎日君に届けたい
怖がらず もっと近く
このショーロに隠された秘密に 耳を澄ませて



Coisa mais linda
Carlos Lyra/Vinicius de Moraes
「もっとも美しいもの」というこの曲は、山内がボサノヴァに傾倒するきっかけに
なった曲。
その歌詞の美しさと、「もののあはれ」感は他の音楽にないものを感じたのだが、
詩人ヴィニシウスによる歌詞はやはり逸品。
特に曲の最終部の、この部分。
花よりも美しい君
こんなに美しいものがあるわけがない
花も 色も 愛だって あるわけがない
そして僕は少し悲しくなる
よくわからなくなる
君を愛する僕の愛は
これほどに美しいものなのか




Pra machucar meu coração
Ary Barroso
「傷つけられた僕の心」とか、そんな感じのタイトルでしょうか。
時が経っても、未だ自分を苦しめる想い。
君と別れてもう一年半経つね
部屋に残されたツグミとギターが
僕の心を苦しめる
こうなって良かったんだ
僕にとっても 君にとっても
人生とは
苦しみをやり過ごす術を学ぶための
学校のようなもの




Chora Coração
Antonio Carlos Jobim/ Vinicius de Moraes
もともとジョビンが音楽を担当した映画のサントラからの組曲の中の一部分として
書かれた曲。
愛する人の不在を嘆き悲しむ歌詞は、詞と言うよりも詩。
時計の音が 低く 時を刻む
それは あなたの不在を 高らかに告げる
傷ついた心 この悲しみに耳を澄ませ どうか憐れんで




Maria ninguém

Carlos Lyra
Mariaはブラジルで最も多い女性名。同様にJoaoは最も多い男性名。
僕がただのジョアンなら、君はどこにでもいるマリア
君は他の誰でもないマリア
誰でも手に入るものじゃない
たくさんいる「マリア」とは違うマリア



Se é tarde me perdoe

Carlos Lyra/Ronald Boscoli
「もし遅かったなら許して」というタイトルが示すのは、去ってしまいそうな恋人
を呼び止める言い訳。
もし遅かったなら許して欲しい
人生が素敵だということを 君が知ってるなんて わからなかった
僕は逃げていたし 嘘をついたし なげやりだった
夜が明けるころには たくさんの愛から醒めてしまう
もし遅かったら許して欲しい
とても疲れていたんだ




Sabiá

Antonio Carlos Jobim/ Chico Buarque
帰ろう帰ろう、ツグミの鳴くあの場所へ…という歌い出しが特徴的な曲。不思議な
メロディーは妙に耳に残る。
ブラジルの軍事政権下で、国の将来を憂いて書かれた歌詞と言われてるけど、それ
を抜きに読んでも、色々なシーンで当てはまるような気がします。
初めて歌詞を読んで泣き、それ以来私にとっては特別な曲。
帰ろう、帰らなければ
今はもう無い椰子の下に寝転び、
今はもう咲かない花を摘む
きっと無駄にはならないだろう
自分を偽るための計画も
自分を見つけるための偽りも
彷徨うために道を作ったことも
それでも君を忘れることは出来なかった




Se todos fossem iguais a você
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes
ジョビンの曲の中でも、少し特別な感じのするこの曲。
抽象的な歌詞の中の「あなた」は、エコロジストだったジョビンが、ブラジルの大
自然のことを歌ったとも言われていますが、取り方次第では愛する人のことのよう
にも、或いは家族、大切な誰かのようでもあります。
世界がすべてあなたと同じようだったら
人生はどんなに素敵だろう
太陽のように 花のように 光のように
嘘をつき悲しむこともなく愛する
世界がすべてあなたと同じようだったら




Garota de Ipanema
Antonio Carlos Jobim/ Vinicius de Moraes
ボサノヴァといえばコレという人も多い「イパネマの娘」。
美しさを体現したような彼女は、僕のことをチラリと見ることもなく通り過ぎて行
く。
僕は孤独で寂しく、彼女が通り過ぎると世界は愛で満たされる。
そんな歌詞を思ったら、普通とはちょっと違う、こんなアレンジになりました。
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