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2013-10-09 (Wed)
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更新がご無沙汰になってしまいました。
早いもので、もう10月!
すっかり秋めいてきましたが、いかがお過ごしですか?


来月、マデイラでHug a Treeライブです。
ライブもちょっとご無沙汰になりましたが・・・。



11月のマデイラで、しばらくHug a Treeは活動をお休みいたします。
期間も未定です。
もしかしたらそう長くないお休みかもしれないし、あるいは少し間が開くかもしれません。


色々思うことがありますが、今後を考えて少し充電期間を頂きたく。
楽しみにしてくださっていた皆さんには申し訳ありません。


なお、ブログは閉じませんので、相変わらず山内の活動やつれづれを気まぐれ更新いたしますので、よろしくお願いします。

マデイラでは、今までの活動の総括的な演奏が出来れば・・・と思っています。
ご無沙汰の方や、機会をうかがっていた皆さん、是非お見逃しなく!




2013.11.16(土)【Hug a Tree】
築地MADEIRA
℡03-3551-6587
info@shiozawa.co.jp
19:00~ *禁煙
charge ¥3,000(おつまみ付)

ご予約お待ちしております!
| ライブスケジュール | COM(0) | TB(0) |
2013-09-18 (Wed)

先日行ってきたベルギービールウィークエンドにて。昼間っからビールは最高でした!


更新が空いてしまってすみません
取り急ぎ、本日シスイドゥーでHug a Treeです!
すっかり秋らしくなってきましたね~
一番好きな季節、かもしれません。
身体もラクだし、食べ物も美味しい
シスイドゥーの美味しいお食事と一緒に、ライブをお楽しみくださいね


9/18(水) 【Hug a Tree】
大塚シスイドゥー
20:00/21:00頃
*スタートがいつもより30分遅いです。
ご注意下さい!

投げ銭 + order
| ライブスケジュール | COM(0) | TB(0) |
2013-08-20 (Tue)

東京湾華火大会にて。演奏したお店から見た絶景!


毎日暑いですね。
私は夏にめっぽう弱く、絶賛夏バテ中です…
夏らしさを堪能するよりも前に、身体がついて行かない悲しさ。むーん。
この夏はひたすらリハ!リハに明け暮れております。

そんな中、久しぶりのシスイドゥーです。
お店は浴衣ウィーク真っ最中!
浴衣姿のスタッフと、夏にピッタリのボサノヴァで、残暑の夜を楽しみましょう~( ´ ▽ ` )ノ


8/21(水) 【Hug a Tree】
大塚シスイドゥー
20:00/21:00頃
*スタートがいつもより30分遅いです。
ご注意下さい!

投げ銭 + order
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2013-08-09 (Fri)


『永遠と一日』
1998年 テオ・アンゲロプロス監督
主演 ブルーノ・ガンツ


手元にありながら観る心構えがなかなか出来ず、ながらく宿題のようになっていたアンゲロプロスの『永遠と一日』を観ました。
テオ・アンゲロプロスという監督のことは、実は全く知りませんでした。
後から調べておぼろげにわかったことは、ギリシアの監督で、巨匠と言われる。数々の受賞歴。
その程度の予備知識。
ちなみに、主演のブルーノ・ガンツは『ベルリン天使の歌』に出ていたそうです。映画好きの方には、もうこれでピンと来るのでは。


アンゲロプロス監督の作品は、齋藤徹さんの「うたをさがして」トリオで多く取り上げています。
「うたをさがして」トリオのCDはもうかなり聴き込んでいるのですが、いつかアンゲロプロス監督の作品は観ないと…とずっと思っていたのです。



簡単なあらすじ。
ネタバレ含みますが、筋書きが重要な映画ではないと思いますので、読んでも大丈夫だと思いますが、一応ご注意下さい。


一時代を築いた作家・アレクサンドレは、治る見込みの無い病に侵され、明日入院する。
アレクサンドレは入院前の一日を最後の日と思い、それまでの人生の追憶とも言える人や場所を訪ねていく途中、不法入国で追われるストリートチルドレンの男の子を助ける。
この男の子との交流を通して、失われた少年時代と、亡き妻の思いは時空を越え、アレクサンドレは「永遠」を見つける旅に出る…



エンドクレジットによれば、主役のブルーノ・ガンツのコートはアルマーニらしい。
うーん、確かに、それっぽい。
それはともかく。

まるで小説を読んでいるような映画でした。
漱石とか、あるいは、私が大好きな福永武彦とか、その辺。
奇しくも、台詞の訳文は作家の池澤夏樹氏によるものだが、池澤氏は福永武彦の息子である。いやはや。

静かな、静かな映画。
音楽も、台詞も、最低限しかない。
こんなに静かな映画を観たのは久しぶりでした。
だからこそ、語られる言葉がすべて印象的で、使われる音楽も強い印象を残す。

文学作品のような映画のあらすじを語っても仕方が無いので、断片的な印象を。




冒頭、少年時代の思い出。
夏の日、仲間と無心で泳いだ海。
伝説を探す冒険の始まり。
懐かしい海辺の家、食事を知らせる母親の声。

男性というのは、少年時代の思い出を特に大切に想っている気がします。
女性が少年時代を語るよりも、もっと自分の根幹に関わるものとしての、少年期の記憶。

「砂浜でお手玉遊びをする子供、それが、時だってさ」

アレキサンドレ少年の友達の言葉。
「時」とは何だろうか。
この作品の主題でもあります。





第二の追憶は、三年前に亡くなった妻・アンナが言う「私の日」。
ある夏の日、海辺のあの家。
アンナは長女を出産したばかりで、その赤ちゃんを見るために親戚一同が訪ねて来る。
美しい赤ん坊と、みんなからの祝福。
アンナにとってはまさに人生最良の日だったのだろう。
でも、そんな中でも、アンナの淋しさは消えない。
その日のことを、アンナは手紙に綴っていた。

「本のことしか考えないのね。
いつになったら二人になれるの。
私には飛び去らないように、ピンで刺し止めたいほど大事なときだった・・・
夜、あなたを見ていた。
寝てるの、黙ってるの?
考えているあなたが怖い。
沈黙に割り込むのが怖い。
だから私は体で、私は傷つきやすいと伝えた。
それが私の唯一の方法だった。
私はただの恋する女よ、アレクサンドレ・・・」



この手紙の内容を、アレキサンドレは「最後の日」の今日、初めて知ることになる。
そこから、妻への想いが、永遠の扉を開ける。







この「私の日」の記憶は断片的に何度も映画の中に挿入されます。
この日に集う親戚たちは、おそらく「生」の象徴。
夏の日、太陽、海、白い夏服で歌い踊る人々…
だから、記憶に混ざる現在のアレキサンドレは、黒いコートで場にそぐわない。

もう一人、黒い服の人物がいる。
アレキサンドレの母である。
舟遊びをしている時も、母だけはみんなから離れ、「死んだ(アレキサンドレの)父さんの夢ばかり見る」と言う。
アレキサンドレと同じく、死に囚われた母。
けれど、同じ軸に彼らは同時に存在する。
生と死、過去・現在・未来。







アレキサンドレが近年打ち込んでいた、ギリシアの19世紀の実在の詩人・ソロモスの研究。
若き日のソロモスは、アレキサンドレ自身の投影なのかもしれません。

当時ソロモスは海外にいましたが、オスマントルコ支配下のギリシアで民衆が蜂起。
それを知ったソロモスは決意します。

「詩人の義務は?革命賛歌を作り、死者を弔い、民衆に自由を教える」

ところが、ギリシアに帰ったものの、「革命賛歌を書こうにも、母の言葉が分からない」
そこで、村人から知らない言葉を聞き、それに金を払うという方法を取ります。
噂を聞きつけた貧しい人々がソロモスの元を訪ね、次々に言葉を売るのです。

深淵 かぐわしい 朝露 始源
夜鳴き鶯 天空 波濤 湖 未知なる馥郁たる 夢見心地


売られる言葉の数々。気になるのは「夜鳴き鶯」。
ストラヴィンスキーのオペラのタイトルに、同じものがあります。
時代的にはストラヴィンスキーの方が後ですから、その辺の関連性はよくわかりませんが、「夜鳴き鶯」もすごく気になるオペラなのです…それはさておき。
言葉を買って、詩を作るソロモス。
その行動は、最終的にアレキサンドレにも大きな影響を及ぼします。




少年とアレキサンドレが別れの前に乗りこむ「魂のバス」。
海岸線を走るバスは、不思議な人々が乗り降りする。
「魂の駅」でたくさんの人が降り、レジスタンスの若者が反旗の赤旗を持って乗り込んでくる。
芸術を志すカップルは、ケンカしながら降りる。
音大生らしき3人は、楽器と譜面を持って乗り込み、突然演奏を始める。
「オディオン」(劇場、という意味)で彼らは居なくなり、詩人ソロモスが乗ってくる。
「人生は美しい」という言葉で終わる詩を言い残すが、アレキサンドレの「明日の長さは?」の問いには答えない…。

これって、『銀河鉄道の夜』だよなと咄嗟に思いました。
アンゲロプロス監督が宮沢賢治を知ってるのかわかりませんが、「こちら」と「あちら」を繋ぐ装置としての乗り物というのは、良く使われる手段でもあります。
「魂の駅」は「南十字」のよう。
車窓から見えるレインコートの自転車乗りも、何かの暗喩に見えます。




何度観ても、何か発見がある映画です。
そして、考えさせられる。
「どこにいても、よそ者」という考え方は、あるいは私の中にもずっと存在しているものとよく似ています。
アレキサンドレも、こんなことを言っています。

「なぜ、願うことが願いどおりにならない?
なぜ我々は希望もなく、腐ってゆくのか
苦痛と欲望に引き裂かれて…
なぜ私は一生よそ者なのか?
ここが我が家と思えるのは、まれに自分の言葉が話せた時だけ…」


彼のこの苦悩は、ある解釈をもって、一応の決着がつけられます。
人から言葉を買って詩を作ったソロモスのように、他人と関わることで見つかる「明日」と「永遠」。

…私にも、この発見は重要かもしれない。
自分を探す旅は、すなわち、誰かと関わること、繋げること、なのかもしれない。
| アート鑑賞記 | COM(0) | TB(0) |
2013-07-29 (Mon)


1937年、RKO主演6作目。
アステアとは旧知の仲だったガーシュインとの共作がようやく実現したのがこの作品。
ガーシュインとはボードビル時代に知り合い、いつか一緒に仕事ができるといいねと言い合った仲だったとか。
全然知りませんでした。


パリで活躍するバレエダンサー・ペトロフ(アステア)は、ロシア人のフリをしたアメリカ人。
同じパリで活躍するミュージカル女優のリンダ(ジンジャー)の写真を見て一目惚れ。
一方リンダはショービジネスの世界にウンザリし、アメリカに帰って結婚しようとしていた。
リンダのアメリカ帰りを聞きつけたペトロフは同じ船に乗船、彼女と親しくなることに成功するが、ちょっとした誤解から二人が実は夫婦であるというゴシップが広まってしまう…。


アステアがバレエダンサーという設定が相当可笑しい。
わざとバレエっぽい型で踊るシーンはほとんどネタのようにしか見えません。
バレエの人、怒ったりしなかったかしら?(^_^;)



タップダンスを始めた理由の、とても大きな動機として、劇団四季の“Crazy For You” が大好きだったというコトがあります。
『踊らん哉』は“Crazy For You”(以下CFY)の元ネタというか、ここから使われてるナンバーも。
ちなみにCFYはこんな感じのミュージカル。


大好きな四季の荒川務さんが主役だった時の映像。
私のアイドル。実際の荒川さんも元アイドル(^_^;)







CFYファンとしては、やはり“Slap the Bass”とか、嬉しいナンバーです。
ボイラー室の機械と踊るアステアはユーモアたっぷり。





個人的に大好きだったのはこのジンジャーとのペアナンバー。
“They All Laughed”は作詞のアイラ・ガーシュインが長らく温めていたコトバだったそうです。
印象的なのは、ジンジャーのドレス。ダリア柄?
この頃は社会情勢から、映画の検閲が厳しくなっていたそうで、露出の高い衣装などはダメだったようです。
そこから生まれた衣装なのかもしれませんが、何とも可愛らしい衣装は曲にとても合っている気がします。






ペアで踊るもう一曲は、なんとローラースケートで踊る“Let's Call The Whole Thing Off”.
撮影は大変だったらしいのですが、終わる頃にすっかりスケートがうまくなったジンジャーは、参加者全員スケート着用必須のパーティを開き、話題になったとか。

これまた個人的思い入れでは、私も出演した東京リズムボーイズ20周年公演で、リズムボーイズが替え歌で歌ってたのが印象的だったなぁ。
♪僕らはコンビでも ぜんぶ正反対~ (^皿^)

それはさておき、随所に新しいアイディアを持ってくるアステアの開拓精神は本当に見事です。
私が小学生の頃、ローラースケートで踊る某アイドルに夢中になったものですが、あるいは影響を与えてるのかもしれませんね。






ダンスはないけど、名シーン。
“They Can't Take That Away From Me”はRKOが目新しさを狙って歌だけにしたらしいのですが、結果としてアカデミー最優秀主題歌賞にノミネートしたものの、入賞を逃したそうです。
ガーシュイン兄弟はダンスがなかったせいだと思って不満だったとか。
とはいえ、このシーンはやはりとても印象的。
後にこの曲はアステアの「持ち歌」とされるようになりますが、それもうなずけます。
こんなに粋な歌詞の別れの歌は、ちょっと思いつかない。
それを聴いて涙するジンジャー、それにつられて思わず泣きそうになってしまいます。




そしてやはりこれでしょう。


この、最後の“Shall We Dance~They All Laughed”のあたりの繋ぎが最高にワクワクする。
ミュージカル映画も好きだけど、リアルミュージカルも大好きな私。
こういうレビューのシーンは、やはりウキウキしてしまうのです。





ちなみに、この映画の名脇役はウォルター(ジンジャーの飼い犬)だと思う。


この仔。

昔の犬って、トリミングがあんまり発達してないのか、モシャモシャでカワイイ。
アステアの映画には度々動物が出てきますが、どの仔もかなりの名優です(^^)


全体的にプロットもまとまってるし、曲も文句なく良いし、RKO時代の中ではマイベスト3に入ります。
しかし、興行成績は伸び悩み…そろそろコンビも黄昏の時代に入っていくのです。
| フレッド・アステア | COM(0) | TB(0) |
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